キングソフトオフィス2010

日本から人民元口座への送金方法


ここでは、人民元口座を作るときに現金をたくさん持っていきたくない方や、追加でさらに人民元に貯金を移したい方向けに日本からHSBC上海支店への送金 のやり方(体験談)を記述します。

日本の銀行はUFJ銀行です。日本円で中国への海外送金はできる銀行とできない銀行があるみたいで、手数料もいろいろなので、各銀行に聞いてみて下さい。 (ちなみにUFJのテレフォンバンキングによる海外送金は3500円。)
HSBCもテレフォンバンキングとインターネットバンキングの両方をできるように開設時にきちんとやってきましょう。

Step 1. 送金 (日本で日本円で海外送金する。)

ポイントは、日本円で送金することです。
銀行によっては、メッセージをつけることができるので、送金先(HSBC)で受け取ったら人民元口座に自動的にしてくれと書いておけばStep 2の両替のプロセスを省くことができるとHSBCの窓口の方は言っていましたが、UFJ銀行のテレフォンバンキングではできなかったので、別途やることに します。

ここでは、UFJ銀行に口座をもっていてUFJダイレクト・テレフォンバンキングができることが前提。(筆者はUFJ銀行のオールインワンを使っていま す。)
[1] まずUFJ銀行に電話して、「UFJダイレクト海外送金サービス登録」の申込書を取り寄せます。
で、下記のように埋めて、返送します。

UFJ銀行海外送金サービス申込書

[2] 登録が終わると、下のような完了通知書が送ってきます。(2〜3週間だったと思います。)

UFJ銀行海外送金申込書兼告知書

[3] あとはテレフォンバンキングの取引専用番号に電話して送金依頼をかけるだけです。(海外送金はテレフォンか、窓口でしかできない。窓口の場合手数料 4500円です。)

Step 2. 両替と定期預金口座の開設

次に中国の銀行に送金しても、日本円でもっていても仕方ないわけですから、人民元に両替をします。
(送金できたからって安心しないように!)
やり方はいくつかありますが、筆者の場合これも電話(HSBCのテレフォンバンキング)でやりました。
言葉は当然、英語か中国語じゃないとだめです。(口座開設時に両替はインターネットじゃダメだということをいったと思います。(ちょっと不確かな情報))
HSBCへのテレフォンバンキングの番号は口座開設時のリーフレットに載っているはずですが、800-で始まる番号は中国国内のToll Freeなので日本からはかけられません。ですので、口座開設時に日本からかけられる番号を聞いておきましょう。(HSBCさんの意向がわからないのでこ こにはあえて書きません。分からなければインターネットバンキングでメールで聞けば教えてくれます。メッセージをやりとりするメニューがあるはずです。)

電話では、
  1. 全MCYアカウントの預金をいったんCNYへ両替して
  2. その後、定期預金を開設したい
と伝えればOKです。まずこの2つのポイントをしっかりクリアに伝えれば、多少下手な英語でもなんとかなるでしょう。
(First I'd like to exchange all amount of MCY accounts into CNY. Secondary, after this, I'd like to open new time deposit account and move the all money to this new account. とでも言ってください。)
2のプロセスはインターネットバンキングでメッセージを送るからそれに返信してくれと言われましたが、その通りやればOKです。言われたとおりにしてくだ さい。
下のStatementはHSBCから定期的に送ってくるものですが、(2)と(3)のアクションをお願いすることになるわけです。

HSBC Statementの例


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